しこりニキビって何?

一般的にしこりニキビとは、ニキビによる炎症が酷くなり皮膚と内側の真皮と言われる部位まで到達してしまった状態に発生するものです。メカニズムとしては、炎症が治まった後に傷つけてしまった真皮を再生させようと細胞が必要以上に生成されてしまい、余った細胞が吸収されずにたまってしまうためしこりとなるのです。

しこりニキビの種類

ニキビには大きく分けて3段階あります。まずは毛穴の詰まりから発症する一般的なニキビ(白ニキビ)。続いて中度の炎症を感じ膿を伴って赤く腫れあがる嚢胞性挫創(赤ニキビ)。そして毛穴の周囲まで炎症が広がり痛みを伴う硬結ニキビ。一般的には、大別すると2段階目の赤ニキビからしこりニキビとして認識されます。しかし、性別はもちろん体質などにより炎症の範囲や老廃物の循環ペースが違うため、白ニキビだと自覚していても実はしこりニキビであったり、しこりがあると思っていてもただの老廃物が毛穴に詰まっているだけの場合もあります

しこりニキビは跡が残りやすい

できてしまったニキビが3段階目の硬結ニキビまで進行してしまった場合、もしくはその前段階で無理やり潰してしまった場合などは、炎症の軽い赤ニキビや白ニキビと比べて跡が消え辛くなってしまいます。なぜなら、そのニキビもしくは潰した跡は単なる炎症の段階を通り過ぎ、切り傷やすり傷と同様の傷としてカラダが再生しようとし、日焼けで肌が黒くなる(色素沈着)原因のメラニンを生成するからです。肌はターンオーバーという再生能力を有しています。しかし、一度真皮まで達してしまうほどの炎症、傷を負った皮膚はそのダメージを元からあったものと認識し、その傷やクレーターを再現してしまうのです。腕や足がなくなってしまうと2度と再生しないのと同様です。

早くしこりニキビを治すには?

残念ながら、医学的な意味での本当のしこりニキビは自然治癒力だけでは治すことは難しいでしょう。仮に自然治癒が起きたとしても、数年から体質によっては数年かかる人もいるのです。その場合は早急に皮膚科の専門医にご相談することをおすすめします。なぜなら、一度しこりニキビができてしまうと、他の場所よりも同様の場所に繰り返しニキビができる確率の方が高いからです。また、しこりニキビの場所に繰り返し出来たニキビは普通のニキビと比較して炎症の広がり方が非常に早く、放っておくと大変面倒なニキビへと成長する可能性が高いのです。しかし、しこりニキビだと思っていたものが実際はしこりニキビではない、という場合もたくさんあります。また、人によってしこりニキビの認識には差が存在しており、しこりニキビではないのに触りすぎて炎症を引き起こすことによってしこりニキビへと変化させてしまうことも少なくありません。初期の段階のニキビであれば正しくケアを行うことでしこりとなるのを未然に予防することもできるので、正しい洗顔方法やスキンケアの方法をしっかりと身につけることが必要です。
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