ニキビの原因は皮脂の過多ではない

いきなり本題に入りますが、大人ニキビができる原因について皆さんはどのような認識をされてますか?テレビCMやインターネットで広く言われているのは「余分な皮脂が分泌されてそれがニキビを作り出す」といった内容かと思います。私も実際そう信じて、「自分は皮脂分泌が多い体質なのかな?」と考えたことがあります。ですが、良く調べてみると、皮脂が多く出ることが大人ニキビができる直接的な原因とは言えないようです。もちろん、皮脂は一つの大きな要因ではあります。

では、皮脂の量とニキビとは一体どのような関係性があるのでしょうか?一般的に皮脂の量が通常よりも多い肌のことを脂性肌と呼びます。この脂性肌タイプの人であってもニキビができない人(できにくい人)はいます。つまり、原因の根本は皮脂の量ではなく、”皮脂が毛穴に詰まりやすい肌の環境”にあるのです。毛穴が詰まりやすい肌環境ができる原因は代謝が悪い体質であったり、不規則な生活が続いたりなどさまざまです。

ニキビ予防と肌の乾燥は真逆の行為

皮脂などの脂分が大人ニキビのできる大きな原因の一つであることは説明しました。この知識を持っている人の多くが実践することが、日々の洗顔による肌のお手入れだと思います。皮脂が顔に残らないように・・・ニキビができないように、と毎日必死で洗顔している人もいるのではないでしょうか?(私はしていましたよ・・・そして治りませんでした・・・)洗顔すること自体はニキビ予防としての方法としては間違っていません。むしろ、正しいのです。

ですがこれには落とし穴があります。実は”肌には最低限の皮脂は必要”なのです。ニキビができる原因が皮脂だけだと思い込んで、一日に何回も洗顔をして必要な皮脂まで落としてしまうと、肌がカピカピに乾燥してしまいます。今度はこの乾燥がニキビのできる原因になってしまいます。どういうことかというと、肌が乾燥すると肌の角質が硬くなってしまいます。肌が硬くなると、その分毛穴も収縮してしまい、皮脂や菌が詰まりやすい環境を作ってしまうのです。こうしてできたニキビは”乾燥ニキビ”と呼ばれます。洗顔後は化粧水(ローション)などで適切に保湿しましょう。以上のことから、皮脂の量と乾燥のバランスを保つことはニキビ予防の鉄則であると言えます。

ストレスでデキる人も!

ストレスはもはや現代人に起こる病気や悪い症状の大敵となっています。それはニキビも例外ではありません。ストレスや緊張を感じたとき、身体の中では男性ホルモンが皮脂を作り出す働きをします。この男性ホルモンはDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれるのもで、悪性の男性ホルモンと言われます。こうして分泌された皮脂が、ストレスにより循環や代謝の悪くなった毛穴に詰まってしまうことでニキビができるのです。

ストレスの発散方法を身につけておくこともニキビ対策の一つだと言えるでしょう。ですが、私たち大人の日常の中で、ストレスや緊張をまったくのゼロにするというのは事実上不可能ですよね。なので、繰り返しになりますが、洗顔や保湿と言った基本的なことがいかに大切かということがおわかりいただけたかと思います。

以上、大人ニキビの原因と対策について紹介しました。

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